2025年07月04日

ダイヤモンド味覚賞のトロフィーが届きました。

20250704image002.jpg

今年の1月にitiより発表があった「大古酒とろしかや」のダイヤモンド味覚賞受賞。
そのトロフィー、そして7回目三ツ星獲得のメダルと認証状が届きました。
こうして並べてみるとまさに圧巻です。
七つのメダル、一番右端にあるのが三回連続三ツ星を取った時の「クリスタル味覚賞」のトロフィー、最初の殿堂入りを果たした記念すべきものです。
そして中央に鎮座するのが今回の「ダイヤモンド味覚賞」のトロフィーです。10年間で7回の三ツ星を獲得した製品に授与されるものです。

20250704image004.jpg
ダイヤモンドカットされたトロフィー、ずっしりと重いです

itiはあらゆる加工食品を対象に行われる品評会で、ヨーロッパのシェフとソムリエの協会から人選して100人体制ですべてブラインドで味覚のみを審査し、審査項目の平均点90%以上が三ツ星認定となります。スポンサーや広告を一切取らないため審査エントリー料はそれなりの金額になりますが、それゆえ徹底した公平性中立性を担保しています。また、受賞した製品だけでなく、受賞を逃した製品もすべて製品名を公開するという徹底ぶりです。
一月に発表があった直後、フランスの取引先S.A.S.U.Palmifrance社長のOlivier Derenne氏より「受賞おめでとうございます。素晴らしい!当然の受賞です。ブラボー!」と、早速祝福のメッセージを頂きました。EUにおけるitiへの関心の高さがうかがえます。

posted by 池辺 at 11:08| Comment(0) | 日記

2025年06月13日

21〜23年物の樽出し

20250613image002.jpg

21年〜23年物の樽出しをしました。7本の樽を空けて取れたのがわずかこれだけ、400リットルほど。各樽の底の方に残っていた原酒。
新酒を樽入れしたときは満杯に入れていたもののほとんどが、エンゼルズシェア、つまり空中に飛散してしまっています。非常にもったいない話です。
例えば10年で樽出ししてタンクに寝かせれば確かに欠減は10年分で済みます。海外の大手ウイスキーメーカーではそのようにしているところもあると聞いています。でも、樽熟成はそこでストップしてしまうのです。20数年間樽で熟成した原酒はこのようにコーラのような濃い深い褐色になるのです。そしてその風味の豊かなこと、何に例えられるでしょうか。こんな酒が貴重でないはずはありません。
 本当は自分で飲んでしまいたいところ…、でもそうはいきませんね。
 麴スピリッツ「六調子SP21」としてできれば秋口に、遅くとも年末までには商品化できればと思っています。
どうぞご期待ください。
posted by 池辺 at 11:16| Comment(0) | 日記

2025年06月02日

日酒販様 総合展示会2025

20250602image002.jpg

去る5月28日(水)ホテルニューオータニ鶴の間において、日本酒類販売株式会社様の総合展示会2025が開催され、出展いたしました。
日本酒のブースは午前中から大盛況だったのと裏腹に焼酎ブースは客足が伸びず心配しておりましたが、午後になって少しずつ来客数が増え始め、3時を回ったころから猫の手も借りたい状態になってきました。
弊社取引先のデパートのバイヤー様をはじめ、酒販店や業務関係の方々が熱心に利き酒をされ、熟成酒の魅力を十分にアピールできました。
中でも、今回初めて持ってきた麹スピリッツの「六調子SP」は大絶賛をいただきました。
その日は朝から好天に恵まれ、3000人の来場者があったそうです。
「六調子SP21」は高額商品にもかかわらずほとんど売りつくしてしまい、もう在庫が数本しかありません。
秋には次の商品をと思っておりますが…、とにかく頑張ります。
posted by 池辺 at 16:27| Comment(0) | 日記